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ギターを初めて買う初心者は必見!失敗しないギターの選び方

こんにちは、バンド、ギター歴20年以上のKtです!

この記事は、失敗しないギターの選び方をギターを初めて買う初心者向けに書いています。

ギターを初めて買う初心者の悩み

ギターを初めて買おうと思って、いろいろなギターを見ているけどギターの種類がありすぎて何を買ってよいかわからない。

ギターのメーカーやギターの形状、値段によって実際に何が違うの??

ギターを初めて買う時は、私もそうでした。何を買ってよいか全然わからない。。。

そして、なんの知識もないまま楽器屋さんに行き、結果「楽器屋さんが売りたいギター」をすすめられ失敗しました。

全ての楽器屋さんがそうではありませんが、自分が欲しいギターを理解せずに買いに行ってしまうと必ず失敗します。

そこでこの記事では、私の失敗経験からギターを初めて買う初心者が失敗しないように

失敗しないギターの選び方をわかりやすく解説してきます。

「楽器屋に行く前に」「ネットで見た目だけで買う前に」この記事を確認し失敗しないギター選びをしてください。

ギターを初めて買う初心者は必見!失敗しないギターの選び方

ギターを初めて買う時は見た目や、価格、憧れのギターなど様々な選択要因があると思いますが、

今回はギターを初めて買う初心者が、失敗しないギターの選び方を5つのポイントで解説していきます。

失敗しないギターの選び方 5つのポイント
  1. 演奏したいジャンルで選ぶ
  2. 演奏するパートで選ぶ
  3. ブランドで選ぶ
  4. 値段で選ぶ
  5. 見た目で選ぶ

5つのポイントで選んだ場合のメソッド、デメリットも書いていきますのでギターを選ぶ時の参考にしてください。

演奏したいジャンルで選ぶ

「ポップス、ロック、ブルース、ジャズ」など自分が演奏したいジャンルまたは演奏するジャンルでギターを選びましょう。

例えば、クラシックギターの曲をやりたいのに「レスポールのギター」を購入したら全然音が違い、クラシックの雰囲気をだせません。

ジャンルそれぞれにギターがありますので、演奏したいジャンルを確認しギターを選ぶと失敗しないでしょう。

わからない時は ソリッドギター

「ジャンルとかよくわからないよ」という人は、マニアックなジャンルでなければ、とりあえず「ソリッドギター」の中から選べば間違いありません!

ソリッドギターでも「ストラトキャスター」「テレキャスター」「レスポール」でかなり個性が違いますが、この3種であればある程度のジャンルに対応できます。

これ何?

「ストラトキャスター」「テレキャスター」「レスポール」 はギターの「形状」で種類分けした言い方です。ギターその物の名称ではありませんので注意。

ストラトキャスターの代表格のメーカーは「フェンダー」

ポップス、ロック、ブルース、ジャズ など様々なジャンルに対応できますが、ハッキングよりソロプレイに向いています。

テレキャスター

テレキャスターもフェンダーが有名ですが、様々な有力メーカーもあります。

ストラトキャスター同様、 ポップス、ロック、ブルース、ジャズ、ファンクなど様々なジャンルに対応できますが、ソロプレイよりバッキングが得意。ファンクのカッティングなどでよく使われます。

レスポールの代表格のメーカーは「ギブソン」

レスポールもポップス、ロック、ブルース、ジャズ など様々なジャンルに対応できますが、一番使用率が多いジャンルは「ロック」でしょう。ソロプレイでもバッキングでも出来ますが、ストラトキャスターや、テレキャスターに比べ音が重め。

画像は手ごろなエピフォンというメーカーのレスポールです。

演奏するパートで選ぶ

演奏したいジャンルの中でも、更に演奏パートで選ぶと失敗しないです。

演奏のパートは大きく分けると4つ

  • リードギター(ロックなどのソロギターで使用する)
  • バッキングギターやアルペジオ(バンドで歌いながらギターを使用する)
  • スロトーク(弾き語りで使用する)
  • ソロギター(クラシックなどで使用する)

リードギター(ロックなどのソロギターで使用する)

ロックや、ブルースなどギターの花形といえばギターソロ!ソロギターを弾きまくりたい!!という人は、

「ストラトキャスター」がおすすめです!

「レスポール」もよく使用されますが、レスポールは音が重めなのでハードなジャンルに向いています。

「ストラトキャスター」はポップスやロックなどのソロパートで使われる傾向があります。

音の違い

ストラトキャスター:「シングルコイル」なのでジャキジャキした突き抜けるような音
レスポール:「ハムバッカー」「ゴリ」っとした音、コシが強くドシッとした音

*「シングルコイル」「ハムバッカー」とはエレキギターの音を拾う部分の異なるタイプの名称です。

バッキングギターやアルペジオ(バンドで歌いながらギターを使用する)

歌いながらバンドで弾きたい!リードギターと素敵なハーモニーを奏でたい!そんな人は

「テレキャスター」がおすすめです!

もちろん「ストラトキャスター」や「レスポール」でもいいのですが、経験上「テレキャスター」についているフロントのピックアップがバッキングにかなーりハマるのでおおすすめです!

まとまりのある音で細すぎず太すぎない絶妙な音を出せます。

スロトーク(弾き語りで使用する)

弾き語りをしたい!一人で歌いながら演奏したい!またはデュオなどで演奏したい!

そういう人は

「アコーステックギター」一選ですね。

弾き語りでも、エレキギターをあえて使う人もいますが、歌を生かしたいならアコギ一選です。

初めはスタンダードに選択しましょう!

ちなみにバンドを組みたい人で、ギターを初めて買う人はエレキギターがいいと思います。

エレキギターでもアコギのパートはできますが、アコーステックギターでエレキのパートは出しにくいからです。

アコーステックギターはアコーステックブルースやスラップ奏法やスラム奏法などアコーステックならではの奏法も楽しめます。

ソロギター(クラシックなどで使用する)

ソロギターを弾きたいなら、言うまでもなく

クラシックギター、ガットギターがおすすめです!

アコーステックギターで弾いて何か物足りないな?と思ったらクラシックギター(ナイロン製の弦)などに変えてみるのもいいですね!

メロディーも伴奏も一本で弾くソロギターならクラシックギターがおすすめです!

ソロ使用に作られているのでフレットが広くコードは押さえにくいです。

アコーステックギターよりネックが大分太いので慣れていないとかなり弾きにくく感じるギターです。

ギターのメーカーで選ぶ

ギターにも洋服やバッグのように有名メーカーがあります。

近年は様々なギターメーカーが登場し音も性能も良いメーカーが増えてきましたが、今回は昔からある老舗メーカーを紹介します。

Fender(フェンダー)

「ストラトキャスター」「テレキャスター」が有名です。

ストラットキャスターの代名詞で、USA製は高いですがジャパン製は大分安く買えます。

Gibson(ギブソン)

レスポールといえば「ギブソン」!!という人がほとんどでしょう。

だだ高価です。。。あと、結構重いで慣れるまで疲れますw(それでいい音がでるのですが)

Martin(マーチン)

エリック・クラプトンがアコースティックで愛用しているメーカーです。

高価なギターが多く、ロック、カントリー、ブルースなどで使用されます。

YAMAHA(ヤマハ)

マーチンやギブソンに比べリーズナブルで音も良い日本のメーカー。

音も全体の作りも機能もよい!初心者におすすめのメーカーです。

まずはヤマハを買ってみて自分が求める音がわかったらギブソン、マーチンなどを購入すればいいと思います。

ギターの値段で選ぶ

初心者は値段で選ぶのが一番簡単だと思います。

エレキ、アコギ、クラシックギターの価格は、ピンからキリまであります。

中には1000万以上するギターもありますが、「そんなに何が違うの???」って思いますよね。

50万円以下はスペックや材質などもありますが、それ以上は「希少度」です。

「何年物」とか「数本しかない」とか要因は様々ですが、、、、

私たちには関係ない代物ですw

初心者へのおすすめする金額の目安

3万円くらい~10万以下の物

余裕があれば15万くらいの物がおすすめですが、ギターを初めて買うなら10万円以下のギターがいいでしょう。

もちろん安くてもよい個体はありますが、基本的に安物は大量生産で作られており弾きにくいので、3万以下のものはおすすめいたしません。

値段が高いものはそれなりにいい商品です。

ただ、高価なギターほど音がよいというわけではなく、装飾や使用している素材で高価になってたりします。つまりグレードですね。

もちろんビンテージ物は音が良いですが、メンテナンスが難しいので初めに購入するギターではないので、初めは「中古」より「新品」のギターがおすすめです!

見た目で選ぶ

ここまで読んで、それでも何を選んでいいかわかないという人は

見た目で選ぶのもありですね。

これから練習しようとしているギターが嫌なデザインじゃやる気にならないですよね!

ただ、フライングVやエクスプローラーなどのマニアックな形はおすすめできません。

マニアックな形のギターは使い勝手が悪いので、本当に好きなギターじゃない限りスタンダードなギターを選択しましょう。

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特に欲しいギターがなければ、ギターをレンタルしてみましょう。

ギターは安いギターでも購入すると数万円します。「一度だけ余興で使う」や「欲しいギターを試してみたい」など、購入のハードルが高い人はレンタルで試してみるのも良いかと思います。

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ギターを初めて買う初心者はギターの種類を知ろう

失敗しないギター選びは「ギターの種類」を知る事も大事です。

全種類ではありませんが、主要なギターの種類を見ていきましょう!

エレクトリックギター

いわゆる、「エレキギター」です。

ソリッドギター(記事前半で解説)といわれるもので、ボディに空洞がなくアンプにつないで演奏するギターです。

ポップス、ロック、ブルース、ジャズなどある程度のジャンルをこなせるオールラウンドなギターです。

フルアコーステックギター

ボディが空洞になっているタイプのギターで、音が響き、柔らかでまろやかな独特な音が特徴のギターです。

主にジャズなどで好まれ、近年ではGRETSCH(グレッジ)をロックで使用する人が増えた事により、ロック、パンクシーンでも使用されるようになりました。

セミアコーステックギター

セミアコーステックギターは「セミ」の名前の通りソリッドギターとフルアコーステックギターの中間的なキターです。

ボディセンター部分にセンターブロック(メイプル材)を埋め込むことで内部を二分しています。

埋め込んだセンターブロックがソリッドギターのタイトな要素、空洞部分がフルアコーステックギターの豊潤な要素をもち両者の特性をいかしたサウンドが得られます。

セミアコで代表的なギターは

「ギブソン ES-335」


ジャズやブルース、ロック、フュージョンなどで使用されることの多いギターです。

個人的に大好きなギターです!高額ですがロマンです。

ギブソンは高額なので初めは「Epiphone」がおすすめです。

アコーステックギター

アコーステックギターは大きく分けて2種類あります。

「鉄の弦を張るタイプ」

一般的に「アコギ」と言われているギターがこれです。

鉄製やブロンズ製の弦がありそれぞれ音が異なりますので、好みで弦の種類を変えてみるとよいでしょう。ギター初心者にもおすすめ!有名アーティストが使用しているギターの弦 7選

アコースティックギターはアウトプットするマイクがついていないので生音です。

ストロークで弾く、アルペジオ、弾き語り、アコーステックなど様々なプレイスタイルで使用されます。


「ナイロン製の弦を張るタイプ」

「クラシックギター」「ガットギター」などと言われているギターです。

文字通りクラシックでの使用やフラメンコなどマニアックなジャンルで使われます。

ニュアンスが出やすいのでピックでのストロークなどは不向きで、指や爪で弾かれるギターです。

演奏は難しいですが、鉄の弦では出せないハリのあるとてもいい音がします。

エレクトリックアコーステックギター

「エレアコ」と言われるもので、アコーステックギターにマイクが内蔵されているものです。

ギターから直接アンプにつなげられ音が出せるので、アコーステックの音色を大音量で出せるのが特徴です。

アンプにつなげれるのでライブなどアコースティックサウンドが欲しい時に使用にされます。

エレアコで代表的なギターは

「ギブソン J-45」

エレアコ、アコギと言ったら「ギブソンのj-45」というくらい人気なギターで多くのアーティストが愛用している名機です。

これも高額ですがブランドのギターの基本価格はこれくらいです。

同商品でもタイプによりアコギ、エレアコがあります。


ちなみに私は「マーチン」を使用しています。

ギブソンとはまた違ういい音がします!!

エリック・クラプトンが使っていますね。

まとめ

今回はギターを初めて買う初心者が失敗しないギターの選び方を解説してきました。

簡単にまとめると失敗しないギターの選び方

  • どんなジャンルを演奏するか(したいか)
  • どんなギターの音を出したいか

失敗しないギター選びは、この2点を事前にはっきりさせるとよいでしょう。

そして初めの1本は、弾きやすさと、自分のやりたい音楽や出したい音を幅広くカバーできるものを選びましょう。

よくわからない人は、よほどマニアックなジャンルでなければ

「ストラトキャスター」で3万円~8万円くらいの物がおすすめです。

これ買っておけば間違いない!弾きやすく、ある程度のジャンルにも対応できます。

ギターを練習していると徐々に自分の出したい音などがわかってくるのでその時にこだわりの1本を購入すると失敗が少ないと思います。ギターは右利き左利きもあるので注意。

この記事を参考にして失敗しないギター選びをしてください。

楽しいギターライフを応援しています!!

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