こんにちは。KTです。
ギターを始めてある程度コードが弾けてるようになってくると、
弾きながら歌う「弾き語り」をしてみたくなります。
しかし慣れないと歌いながら弾くのは結構難しいことです。
「コードを弾けるようになってきたから次は弾き語りをやりたい」
「弾きながら歌うなんて難しすぎる!」
「どうやって歌いながら弾くことを練習するればいいのだろう?」
アコギ弾き語り簡単上達法!の効果的な4つのポイントを解説していきます。
やみくもに練習するよりアコギ弾き語り簡単上達法が近道です!
私自身、18年のバンド経験があり、現在もギターヴォーカルで活動しています。
現在も私自身が行っている練習法を余すことなくお伝えしていきます!
アコギ弾き語り簡単上達法!効果的な4つのポイント
アコギの弾き語りを上達させるには、効果的にポイントを抑え練習するとよいでしょう。
アコギ弾き語り簡単上達法の効果的な4つのポイント
1.弾き語りしたい曲を聴く
2.弾き語りしたい曲のメロディーを覚える
3.弾き語りに慣れる
4.くり返し集中して練習する
弾き語りしたい曲を聴く
「簡単上達法」と書いたようにやる事は簡単です。
難しいテクニックの練習よりまずは、「曲をしっかり聴く」ことからはじめましょう。
単純なことをコツコツやるのが上達の近道です。
まずは弾き語りしたい曲を選びましょう!そして弾き語りする曲をじっくり聴いてください。
弾き語りしたい曲を選ぶ
曲選びで大切なのは、今の実力で弾ける曲かどうかを確認することです。
大抵のホークソングやポップスはあまり難しいコードを使っていませんが、中には難しいコードの曲もあります。
まずは弾い語りしたい曲のTAB譜やコード表を確認し今の実力で弾ける曲かどうかを確認し弾き語りの曲を選びましょう。
・アコーステックギターが使用されている曲
・知っているコードだけで弾ける曲
・テンポが遅い曲
・キー(音程)が高くない曲
・見慣れない難しいコードがたくさん使用されている曲
・エレキギターアレンジの曲
・表記のコードで歌が歌いづらい曲
・リズムが変則な曲
もちろん弾き語りで演奏しにくい曲でも弾き語りは出来ますが上級者向けです。
初めから難しい曲に挑戦すると挫折の原因にもなりますので、まずは自分が弾けそうな曲を選びましょう。
参考記事>>[引き語り]ギター初心者でもすぐ弾ける!! おすすめ練習曲5選(簡単コード)
弾き語りしたい曲を聴く
弾き語りしたい曲が決まったら、次にすることは
「弾き語りをしたい曲を聴く」ことです。
ここでの「聴く」は音楽鑑賞ではありません
「聴く」ことに集中して「聴く」ことです。
どういう音なのか、何が聞こえるのか、歌だけでなく伴奏も聞いてみましょう。
これがとても重要となります。
知っている曲でも普段は意外と聴いていないので、しっかり繰り返し意識して曲を聴きこみましょう。
「車で聴く」「iPhoneで聴く」などして随時聴ける環境を作るとよいでしょう!
いつでも聴くならワイヤレスがいい。
弾き語りしたい曲のメロディーを覚える
曲を聴きこんだら、今度は「メロディー」をしっかり覚えましょう。
「メロディー」も意外と聴いていないので、しっかりメロディーを聴き、覚えましょう。
覚える目安は、実際にしっかし歌を歌えるくらいです。
ここまでがかなり重要
弾き語りの曲を決め、しっかり聴いて、メロディーを覚えたら
いよいよ弾き語りの練習に入っていきますが、曲を聴く、メロディーを覚える過程は上級者も一緒です。
まずはしっかり弾き語りする曲を知る事がとても重要です。
弾き語りに慣れる
下準備が終わったらいよいよ弾き語りの練習です。
弾き語りとは「歌うこと」と「弾くこと」を同時にすることです。
慣れないうちはギターに意識を向けると歌えなくなったり、歌に意識を向けるとギターが止まったりするものです。
これらを克服するため順を追って4つの練習をしていきましょう。
- 全音符でギターだけを練習する
- ギターは音を出さずにリズムをとって歌だけ練習する
- コードを聴きながら歌う
- 裏のストロークを意識し練習する
全音符でギターだけを練習する
全音符でギターだけを練習するとは、
小節の初めのコードだけを弾き、鼻歌で音程をとるという練習です。
鼻歌はしっかり歌えなくても大丈夫。
ここでは「弾きながら歌っている感じ」をつかむ練習です。
コードが変わるところだけ弾き、その音程を聴いて鼻歌をあわせてみましょう。
始めは遅くても良いので一定のテンポで弾けるように練習するとなおよし!まずは、ギターを弾いて「その音で音程をとる」ということに慣れましょう。
ギターは音を出さずにリズムをとって歌だけ練習する
次は、歌いながら右手を使う練習です。
ギターの音は出さないよに左手で握ってミュートし、右手のストロークでリズムをとって歌だけ練習しましょう。
音程がとりにくい場合は、最初のキーのコードだけ弾いてOKです。
出来ない場合は音源に合わせて練習するのも良いでしょう。
歌いながら右手のストロークがスムーズになるよう練習しましょう。
コードを聴きながら歌う
弾き語りの最大のポイントは自身の音を聞きながら歌うことです。
弾くことと歌うことを一体に感じれるよう、コード感、音のキーを意識してコードに合わせて歌う練習をすると良いでしょう。
そのためにもチューニングはこまめにしっかり行いましょう。
ここでもしっかり音を聴くことが大切です。
裏のストロークを意識し練習する
コードをストロークで弾く際、基本的にはダウン・ストロークとアップ・ストロークの繰り返しです。
しかし意識していないとアップ・ストロークが弱くなりがちです。
基本的にダウン・ストロークと同じ強さで弾くように意識しましょう。
「アップ・ストロークが弱くなりがち」という問題は日本人のリズムのとり方にも関わっています。
練習の時は、「裏を意識してリズムをとる」
4拍子だとしたら2.4の拍のストロークを意識して練習すると効果的です。
リズムも安定し歌いやすく弾きやすくなります。
・テンポが安定しやすい
・ノリがだしやすい
・ストロークがしっかり聞こえる
くり返し集中して練習する
当たり前ですが上達するためにはくり返し練習することが大切です。
2.ギターの音は出さずにリズムをとって歌だけ練習する
3.コードを聴きながら歌う
4.裏のストロークを意識し練習する
これまでの内容を繰り返し練習しましょう。
ここで重要なことは集中して練習すること。
長時間ダラダラやるより、短時間集中して練習するほうが効果的ですので集中できる環境で練習しましょう。
ある程度弾けるようなったら誰かに聞いてもらうこともかなりおすすめです!
誰かの前で演奏する行為は一気に集中力を高められますので、定期的に誰かに発表する機会を作ると良いでしょう。
関連記事>>アコースティックギターで弾き語り!経験者が教える初めてのライブデビュー!
キーを確認する
演奏する曲の「キー」は必ず確認しましょう。
選択した曲のメロディーが高すぎたり低すぎたりして歌えない場合があります。
というか、元々歌が得意な人でない限り、様々な曲を原キー(アーティストが歌っているメロディー)で歌うのはかなり難しいです。
歌いづらいと感じたら、自分が歌いやすいキーを確認し、カポタストを使い自分が歌えるキーに変更しましょう!
カポタストで簡単にキーを変える方法 音程が低い時
メロディーが低い時はキーを上げます。
これは簡単!上げたい分だけカポをズラせば同じコードフォームでキーを上げられます。
この位置にカポを付ければギターのチューニングは全部の弦が半音上がります。
よってキーが半音上がります。コードフォームが変わらないだけで音は半音上がってます。
かなりキーを上げたい場合は、コードを変えて対応しましょう。(以下に記載)
カポタストで簡単にキーを変える方法 音程が高い時
メロディーが高い時はキーを下げます。
キーを下げる場合はカポを1フレットより下に装着できないので、ハイポジションに装着してキーを下げます。
0フレット(開放弦)と12フレットが同じ音です。
例えば全音下げたい場合は画像のように10フレットに装着します。
カポタストでキーを変えるということ
カポタストでキーを変えるという使い方は、コードフォームを変えずキー変えられるので便利ですが、すべての場面で使えるものではありません。
注意喚起でも書きましたがハイポジションにカポタストは使用しづらいので、その場合はコードをキーに合わせ変えると良いでしょう。
例えば、キーがEでコード進行がE-A-B-E場合、
全音下げるならキーがDとなりコード進行はD-G-A-Dとそれぞれ全音下がるコード進行になります。
このようにコードフォームが変わるので覚えなおすのが大変ですが、カポタストをつけハイポジションで無理やり弾くよりよいので、カポタストを高くつけるときはなるべくコードをキーに合わせ変えるようにしましょう。
その他メロデイーももちろんキーによって音が変わるので覚えなおす必要があります。
関連記事>>カポタスト(カポ)って何?ギターでカポを使ってみよう!!
まとめ
今回は、 アコギ弾き語り簡単上達法!効果的な4つのポイントを解説してきました。
1.弾き語りしたい曲を聴く
2.弾き語りしたい曲のメロディーを覚える
3.弾き語りに慣れる
4.くり返し集中して練習する
今回の練習法は簡単に出来ることばかりです。
しかし「曲を聴く」「メロディーを聴く」という初歩的な事を出来ていない人は結構多いです。
演奏する曲をしっかり覚えていないと上達するもの上達しません。
まずは、「 曲を聴き」「メロディーを聴き」 しっかり曲を覚える事です。
しっかり曲を覚えることで練習も効果的になるでしょう。
そして、ポイントを押さえ練習すれば簡単に上達することができます。