ギター練習

[スムーズなコードチェンジ♪] コードチェンジが上達する具体的な5つの練習法

コードチェンジがうまくいかない原因を簡潔に言うと

コードのポジションをすぐに押さえられない

ということです。

それでは、どうすればコードのポジションをすぐ押さえられ、スムーズなコードチェンジができるようになるのでしょうか?

コードのポジションをすぐ押さえられないことの問題点

  • 指がコードフォームを覚えていない
  • コードチェンジをするタイミングが遅い
  • 指一本ずつ動かないとコードチェンジが出来ない
  • 無駄な音が鳴る、音が途切れる

これらの問題点とポイントを理解し練習すれば、必ずスムーズにコードチェンジが出来るようになります。

この記事では、ギター歴18年の私がコードチェンジがスムーズになるための上達ポイントと具体的な5つの練習方法を解説していきます。

コードチェンジ上達5つのポイント

コードチェンジを上達させるための5つのポイント

1.押さえるべき指でコードを押さえる
2.指にコードフォームを覚えさせる
3.コードチェンジするタイミングを知る
4.最小限の動きを意識する
5.無駄な音を出さない

それぞれ説明していきます。

1.押さえるべき指でコードを押さえる

基本的にどんなコードでも押さえるポジションが指番号で決まっていて決まった指で押さえます。

「どの弦の、どのフレットを、どの指で押さえるか?」これが決まった指番号通り押さえていないと次のコードにチェンジするとき大変です。

まずは指番号を確認し指番号通りの押さえ方を練習しましょう。

2.指にコードフォームを覚えさせる

コードを押さえる時、慣れないうちは位置を確認しながら指1本づつ押さえてコードフォームを作りがちです。

もちろん初めのうちはしかたありませんが、

コードをバラバラと1本ずつ押さえず、一気に押さえられるように事前にフォームを作るように意識しましょう。

3.コードチェンジするタイミングを知る

コードチェンジがうまくいかない原因の一つとして、コードチェンジをするタイミングが遅いという事が考えられます。

コードチェンジのタイミングが遅いというのは、

不慣れなためコードチェンジすべきタイミングで素早くコードチェンジができず、次のコードに間に合わないということです。

慣れるまでは一番最後のストロークは弾かず、そこでコードチェンジをして次のコードに移動するようにしてみましょう。

4.最小限の動きを意識する

コードチェンジする時はネックから大きく手を離さないで、最小限の動きでコードチェンジしましょう。

具体的には「共通の指は動かさない」事です。

例えばCコード(ド・レ・ミ)からAm(ラ・ド・ミ)コードへのコードチェンジの場合、

人差し指の「ド」と中指の「ミ」は押さえたまま固定して、薬指だけ「ド」→「ラ」と移動します。

コードチェンジの時に一度離したりせず最小限の動きをすることでスムーズなコードチェンジが可能となります。

5.無駄な音を出さない

ギターを演奏する時は、出したいコード音だけ出せるように意識しましょう。

「変な音が出てる」、「関係ない音が一緒に鳴る」など、極力無駄な音を出さないようにしましょう。

解決するポイントは構成音以外の音を左手でのミュートすることです。

コードチェンジ上達の具体的な練習方法

コードチェンジの上達ポイントを確認したら、具体的な5つの練習をしていきましょう。

コードチェンジの上達ポイント1「押さえるべき指でコードを押さえる」

コードチェンジ上達ポイントの「押さえるべき指でコードを押さえる」ためには

指番号(押さえるべき指)を確認し指番号通り押さえる練習をしましょう。

例)Dコードは3弦を人差し指、2弦を薬指、1弦を中指で押さえます。

指番号通り押さえないと次のコードに移る時、指の移動が難しくなりコードチェンジが難しくなりますので必ず基本の指番号通り押さえしょう。

指番号を覚える方法

指番号はコード譜やTAB譜には表記されていないので、練習時はネットでのコード表や、教則本などでしっかり指番号を確認しながらコードの押さえ方を覚えましょう。

コードチェンジの上達ポイント2「指にコードフォームを覚えさせる」

瞬時にコードチェンジをするには、コードチェンジの時にすでにそのコードフォームになっていなければなりません。

指を1本づつ移動していたら間に合いませんし、逆に難しいですw

瞬時に押さえたいコードのコードフォームが出来るよう、指にコードフォームを覚えさせる練習をしましょう。

指にコードフォームを覚えさせる練習法

〇一つのコードを「押さえたり」「離したり」する

4拍子で1拍、2拍はGコードを弾き、3拍、4拍で離す(音は出さない)。

弾く、離すを繰り返し練習し指にコードフォームを覚えさせましょう。

クリックを使い、遅いテンポから練習、一定のリズムで出来るようになるまで練習しましょう。慣れてきたらテンポをあげて練習してみよう。
 

コードチェンジの上達ポイント3「コードチェンジするタイミングを知る」

コードチェンジになれるまでは一番最後のストロークは弾かないで、そこでコードチェンジをするようにしましょう。

コードチェンジするタイミングを知る練習法

まずは二個のコードチェンジから練習しましょう。

G→Dの進行を繰り返し練習

画像の〇で囲んでいる位置は弾かず、そこでコードチェンジの準備をして次の拍の初め(Dコード)に間に合うようにしましょう。

あくまでコードチェンジのタイミングを練習する目的の弾き方です。全ての曲でこのように弾くわけではありませんので注意。

まずは、コードチェンジのタイミングをつかみましょう!

コードチェンジの上達ポイント4「最小限の動きを意識する」

コードチェンジをする時は最小限の動きを意識しましょう。

「指にコードフォームを覚えさせる練習」はあくまで指にコードフォームを覚えさせるための練習で、基本は出来るだけ無駄な動きをせずに最小限の動きでコードチェンジします。

最小限の動きでコードチェンジができると楽にコードチェンジが出来るようになります。

例)CからAmのコードチェンジの場合、人差し指と中指は固定し薬指のみ移動させコードチェンジします。

最小限の動きを練習

慣れないうちは「1本だけ動かす」ことは難しいことです。

まずは一番簡単な画像のCコードからAmへのコードチェンジで薬指だけ動かす練習をしましょう。

・力を入れすぎない
・ネックから大きく手を離さない

最小限の動きを意識しましょう。

コードチェンジの上達ポイント5「無駄な音を出さない」

演奏中に無駄な音を出さないコツは、左手のミュートです。

Dコードの場合、6弦と5弦の「✕」となっているところは鳴らしてはいけない音です。

演奏時は音が鳴らないように左手の親指でミュートします。

左手の親指でミュートするには、Dコードを押さえる時「握るように」Dコードを押さえる必要があります。

無駄な音を出さない練習法

まずは演奏するコードを確認しミュートする弦を確認しましょう。

今回はDで練習、Dコードの場合は6弦と5弦を弾かないので左手の親指でミュートします。

まずはDコードを弾き、6弦と5弦を鳴らさないように弾けるまで練習しましょう。

Dコードのミュートが出来るようになってきたら画像のように「2拍弾いて、2拍ミュート」を繰り返し練習しましょう。

3拍目と4拍目のミュートは左手で優しく握るようなイメージでミュートします。

弦は触れるだけでは音が出ないので、人差し指、中指、薬指はDコードのポジションで指を浮かし弦に触れてミュートし6弦、5弦、4弦は親指で触れてミュートします。

この感覚をクリックを聞いて一定のリズムで練習しましょう。

「キュッ,キュッ」

アコギを弾いているとたまに「キュッ,キュッ」とした音が出ることがあります。

これはフィンガリング・ノイズと言ってコードチェンジの時などに弦に指がのこすれる音で基本的には出しても良い音です。

アコーステックギターらしい「生」の雰囲気がで良い側面もありますが、どうしても気になる人は弦の滑りをするスプレーで対応すると良いでしょう。

まとめ

どうでしたか?

今回は コードチェンジが上達する具体的な5つの練習法を紹介してきました。

どれも単純で簡単な練習なので気軽に取り組めると思います。

コードチェンジがスムーズに出来るようになればもう曲を一曲弾けたよなものです。

基本をしっかり根気強く練習すれば必ず上達します。

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