「子供の好き嫌いが激しい」・・・「牛乳が嫌い」・・「朝食べない」
「お菓子ばかり食べている」・・・「毎日栄養バランスを考えて作るのが大変」
「好き嫌いのせいか体系が心配」
などなど・・・
育児で悩みの上位にくるのが「子供がご飯を食べない件」
食事は毎日のこと。気苦労が絶えず疲れてしまいます。。。
でも子供の栄養不足も心配。。。
一体どうしたらいいのだろう?泣
この記事を読めばそんな日々の悩みを簡単に解消。
以下の内容で問題を解決していきます!
反応:食べない時の対応方法(子供に対する対応)
行動:食べない時の対処方法(具体的な方法)
悩み解決!!
今回の記事では以下の流れで問題解決を考えていきます。
知る→反応する→行動する
知る
大事なことはまず子供のことを知る事です。知っているようで知らないことばかり、なぜ食べないのか?食べない原因を知るだけで自分の反応は変わるはずです。
知らないで「反応」すると「心配」という感情をぶつけるだけになりかねません。
反応
知ったうえで子供の気持ちにどう反応するか。
子供が食べない時に親はどういう「反応」を選択すべきか。食べない時の対応方法をお伝えいたします。
行動
以上を踏まえ、子供が食べない時の具体的な方法をお伝えいたします。
知って、選択し、行動する→悩み解決!!
食べない原因~知る~
まずは「食べない原因」を知ろう。
そもそも子供がなぜ食べないのかを考えたことはありますか?
心配だから「食べさせたい」と自分の気持ちを押し付けてませんか?
全く原因がないというのは基本的にはありません。何かしら食べたくない原因があるなずなので、まず子供をよく観察しましょう。
味つけや食感、量
子供の舌は大人より敏感です。ちょっと苦かったりしても嫌がります。
また食材の食感、大きさなどでも食べない原因となります。
その他、そもそも「量が多い」ということも考えられます。
運動不足
食べさせることだけに気をとられず他の原因も考えてみましょう。
例えは、運動不足。
家の中ばかりで遊ばせていたのでは消費せずお腹もすきません。お腹がすいてなければ子供は食べようとしないでしょう。
運動不足は消化にも影響を与えます。
食事前の間食
食事前にお菓子やパンなど食べすぎてしまったら食事を食べないのは当たり前です。
間食が悪いのではなく、食事までの時間や量が影響を及ぼしている可能性があります。
体調不良
お腹が痛い、ダルいなど体調不良の場合もあります。
特に体力があるお子さんは自分でわからない場合があるので子供の様子を観察しましょう。
食べない時の対応方法~反応~
褒めない怒らないを前提
食べない時に注意したいのは「褒めたり、怒ったり」しないことです。
どちらも食べることに対してではなく「親の反応に対して」の行動になります。
無理やり従わせているだけにならないよう気をつけましょう。
避けたい対応
怒る、叱る
子供に対してへの心配から、怒ったり叱ったりしてしまう事もあるかもしれませんが、怒ったり叱ってしまうと、「怒られるから食べる」となり、食べること自体が嫌いになってしまう可能性があります。
「親の反応に対して」の行動になるだけなので、根本的解決にはなりません。
褒める
一見よさそうな行為の「褒める」
しかしこれも「親の反応に対して」の行動になります。
「褒めるから食べる」だけなので、褒めなくなるとまた食べなくなります。
そしてなにより、食べることはそもそも褒めることではありません。
説教する
「野菜を食べないと病気になるよ」「ご飯を食べないと大きくなれないよ」などと食べない子供に親の価値観を説教をしても子供は聞いていません。
もちろん教えるのは大切ですが、「~しないとこうなるよ」などの伝え方は、脅しや怒りと同じ事で子供をコントロールしようとしているだけです。
条件を付ける
「ご飯を食べたらお菓子をあげる」「ご飯を食べなければ遊んではだめ」こういったことも説教すると同様、怒ると同じ事で子供をコントロールしようとしているだけです。
食べない時の反応
では子供が食べない時、親はどういう反応をするべきか。
ただ、気持ちを受け止めるだけです。
ご飯の用意をし、一緒に「頂きます」をして、ほっておく。
提案や工夫はしますが、「イヤ」「食べたくない」などの言葉には
ただ、「そうなんだ」「食べたくないんだね」と受け止めるだけです。
怒ったり、説教したり、コントロールしようとしなくてもいいのです。
子供自身が食べたいと思わない限り何をしても無駄です。
避けたい対応で子供が食べるようになっても一定期間、親の価値観でコントロールしているだけです。
「そんなことしたら、わがままになるのではないか?」という意見もあると思いますが、ほっておくというのは子供を尊重するという意味です。
何も言わないのではありません。
怒ったりしてコントロールしなくても、子供には伝えられます。
親に出来ることは
「食べたくない」という感情を受け止めて、食べたいと思う環境を作る事だけです。
食べない時の対処法~行動~
「食べたくない」という感情を受け止め、子供が食べたくなるように親が行動しましょう。
怒ることなどでコントロールしようとする行為は「子供を変えよう」とする行動です。
子供を心配する気持ちはわかりますが、食べない子供を変えようとするよりも、親自身の行動を変えたほうが効果的です。
親ができることは食べたくなる状況を作ってあげることだけです。
具体的な行動例
味付けや食べさせかたを工夫する
味を変える
料理そのものの味を変えるのもよいですが大変なので、余裕がなければご飯にふりかけをかけたり海苔をまいたりしてご飯の食べかたを変えてみるのも良いでしょう。
大きさを変える、量を変える
パンや肉など大きかったり固かったりする食材は小さく食べやすくするだけでも食べてくれる場合があります。子供は味より食感を重視する傾向があるので大きさや食感を変えてみるのも良いでしょう。
余裕があるときは大変ですが、キャラクターを作ったりも効果的です。
また、そもそも「量が多い」ということにも気をつけたいところです。
一週間で考える
一度の食事の量より一週間単位で考えればOKです。
一回の量より、いろんな食材を食べさせるようにしましょう。一週間トータルで栄養が足りていれば問題ありません。
3食きっちり食べるほうが珍しいです。
重視したいのは「朝食」です。「朝をしっかり食べれるよう、夕食を軽めにするのもいいでしょう。
体を動かすような遊びをさせる
野生動物で食べるのを嫌がっている動物はいるでしょうか?人も動物です。
お腹がすいていれば食べます。必要ないから食べないのです。
エネルギーを消費させるために外で遊ぶようにしましょう。外遊びは消費させる以外にも良いことだらけです。
外遊びが出来なくても、可能であれば家の中で体操やダンスなど軽い運動を一緒にするのもおすすめ。スキンシップにもなりよいでしょう。
ご飯の前の間食は控える
ご飯の前の間食は控えましょう。とはいえ完全にお菓子を与えないのはかわいそうです。
お菓子などを与える時は量と時間に気をつけましょう。
習慣を見直す
育児において最も効果的で難しいこと
「習慣を変える」こと
食事においての習慣を見直しみるのも効果的でしょう。
・みんなで「頂きます」をする
・時間になったらごちそうさまをして食事をさげる
・食べる時間を変える
など、けじめをつけ子供が食べないからとダラダラ食事をしないように習慣を見直しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
子供はいうことを聞かないのが当たり前です。それは成長の証でもあります。
子供を変えようとせず、親が子供が食べれるように行動を変える、サポートする。
完璧を求めずお菓子サプリなどにも頼りながら、楽しく子供の成長を見守りましょう!